ジャッキーチェンの敵討ちのように学べ♪

ものすごく単純なストーリーなんだけど、僕らの年頃の男子ならきっとハマったはずのカンフー映画、そうジャッキーチェンの○○拳!ってやつ。このジャッキーチェンの映画は、一見単純そうに見えてよくできた映画であると言えます。それは、努力する目標が見つかればヒトは変わることが出来るということ、またその目標に向かって一途に努力するパワーが湧き出でてくれば最終的にヒーローになれるということを見る人すべてに伝えてくれます。そのフックとなるものはというと、お師匠さんの敵討ちでありそれが怒りというパワーに変わるわけですが、私は、こういう単純な怒りの作用を是非勉強に活かせないものかと感じています。一度、ヒーローになった経験があれば、また同様の場面に出くわしたとき、そうなろうという欲求が生じます。これは、ドーパミン作用ですが、これを自分の中で上手くコントロールしつつ活用できる子供というのは、やはり頭が良いと言えます。では、何を敵討ちにするのか?ですが、難しく考える必要はまったくありません。なんでもいいのです。「あのムカつくセンコー!(先生です。)見とけよ!」「親父の背中を超えてやる!」などです。つねに、他人に左右されず、冷静に自分を内観することのほうが大切ですが、その中において私は、このような遊び心をもって勉強をやることも脳の多様性を膨らませる、良い方法ではないかと感じるのです。