知の貪欲さを養うには?

いざ机に向かったとき、「よう~し!知識というものを一つ残らず平らげてやる!」というようなハングリーさを持って勉強をやってくれるようになるには何が必要かを考えたとき、「日ごろに読書の習慣を養う以外にない!」というのが私の考えです。読書をすれば、知の空腹感が生まれる。他人が経験したり学んだりしたものを追体験することで、それが自分の人生の未体験ゾーンに入り込み刺激される。そうなると勝手に渇望感がメラメラ燃え滾り、学びという欲求に変わる。したがって、「うちの子供はどうして勉強しないんだろう?」という悩みをお持ちのお母さん方がおられたら、「机に向かわせるにはどうすればいいんだろう?」と考える前に、子供に読書をする習慣を、是非、付けてあげて欲しいと思います。「読書をさせるにはどうしたらいいのですか?」って。それは、決まってます。先ず、お父さんやお母さんが、ゴールデンタイムにテレビを観ずにリビングで読書をする姿を子供に見せることです。