学習のフリースタイル化♪

「学びとは自由度を極限に上げて個人技を磨き続けること!」こういうふうに言えると思います。新しいことを学んだ!というのは、真っさらなキャンバスに自分の手で何かを書き入れたということになります。それをどのように書き表すのかというのは、人が描く絵を見ても明らかなように、個人個人バラバラで表現の仕方というのは自由なのですが、これは勉強においても全く同じだと言えます。つまり、学びにおいてポイントとして感じたことや深く印象に残っているような点は、人それぞれで異なり、そのことで教科の好き嫌いや興味の生まれ方が変わってくると言えるのです。したがって、身体のキャンバスといえる脳にどれだけたくさん自分の手で自由に書き込んでいくかというのが学習の基本であって、そのためには、型や枠にはめるというのは極力避けるべきだ、と私は思うのです。自由度を上げることでもたらされる効果には、「しんどいことを楽しめる!」というドーパミン作用効果があります。ここは大事な部分です。私の指導はもっぱらこの点を重視していますし、生徒たちに対しても、一生かけてキャンバスに手を加え続け、こだわりを持って自分の作品へと仕上げるようなそんな学習スタイルを憧れを抱きつつ身につけていってもらうことを期待しているのです。