勉強とは、いかにして“リズム感覚”を高めるか♪

うちに通ってくれてる小6の女の子で、勉強のリズム感覚に非常に優れた生徒がいます。今日は、“勉強のリズム感覚”ということについて書いてみようと思います。私は普段は授業の中で、基本的にはティーチングは行いません。授業を全体的に眺め、要所要所生徒に近づき修正点を指摘したり、モティベーションを上げるようなことをメインに行うわけですが、その中で冒頭に言ったような、“リズム感覚に長けた勉強の上手い生徒”がいることに気づきます。リズム感覚とは、野球でいうところの“キャッチボール”をイメージしてもらえればいいでしょう。相手との呼吸を合わせ、肩をほぐしながら、精神を集中させ、やる気モードを高めていく、あのキャッチボールです。実は、このようなことはなかなか教えられることではありません。指導しずらい分野なのです。しかし、こういうことをいとも自然に、楽しそうにやってくれる姿を目にすると、「おやおや、私の役割はいずこへ?」と思ってしまうのです。また、このようなリズム感覚が優れ、“キャッチボール”をしながら勉強ができる生徒からはこんな自己対話が聞こえてきます。「あ~、そっか。そういうことやったんや!」とか、「まいった!う~、それでそうなるんや!」などです。脳内であらゆるところにスイッチが入ったり切れたり、また別のところにつながったりして、強化されてるわけです。私は、ついついこの生徒に聞き耳を立ててしまうことになりますが、かける言葉はいたって簡単で、「調子はどう?」ぐらいです。まるで、ピッチングコーチが投手に、「最近、肩の調子はどう?」みたいな確認作業をすることで、互いのコミュニケーションが図れ、信頼関係が確立されてる、それと同じ感じです。しかし、もちろんですが、全員がこんな状態であるのかというとそうではありません。私が出ていって手取り足取りみっちり付きっ切り、というようなそんなときもあります。ただ、他の生徒たちにも、是非、この小6の生徒を見習ってほしいですし、どのようにすれば他の生徒もこのようなリズム感覚が養われていくのかを考えるのが私の仕事なのです。やり方としては、“ミラー効果”という脳科学の分野で言われる特徴を上手く活かすことだと感じています。いかにして、“sense of learning”状態をベストにするか?これには、笑顔を絶やさないことが重要で、これが前後左右に広がり、ミラーのように映写されていくことで塾内全体のリズム感覚が良くなっていくことでしょう。

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コメント: 1
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    Nicole Serafini (金曜日, 03 2月 2017 22:43)


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