今日は、勉強時間を増やそうと努力するんじゃなんくて、アウトプットの量を増やしましょうというお話です。前回、勉強というのは場所や時間を選ばずにちょっとその気になったときや隙間時間が出来たときなど、自分一人だけでなくても他人を巻き込んでもやってしまおう!、そういう癖をつけましょう!ということを書きましたが、その延長線上で考えてみてもらえればと思います。
「勉強やらないと!」というプレッシャーを感じれば感じるほど大半の生徒はそこから逃げ出したいと感じるものでしょう。問題集をやろうかとか、参考書を読もうかとか、ドリルをやろうかとか、なんの教科をやろうかとか、そういうのを考えれば考え出すほど億劫になっていき勉強に取り掛かりにくく自分をさせてしまっています。そこで、勉強に取り掛かる時のスタイルに変化をつけてみます。今、自分の頭の中に保持されている知識や理解の確認から始めるのです。最初に「入れよう!」ということに意識を向けるのではなく「出そう!」ということをルーチン化させてしまうのです。インプットとアウトプットという言い方をしますが、まさに「アウトプットを意識しながら勉強をスタートしましょう!」ということになります。スポーツ選手でも全体練習や試合の前には必ずウォーミングアップというのを行いますがあれに近い感があります。勉強で言えば、新しいものを取り込む前にすでに入っているものをまず出してからそのうえで新しいものを積み上げていきましょう、ということなのです。すると、脳もほぐれていき集中力も増し新しいものを取り入れやすくなるのです。
実際に勉強が出来る子供というのは、口には出さずとも就寝前や起床後やお風呂の中や移動時間などを使ってこれをやっています。勉強が出来るようになるというのは、要は頭の使い方です。嫌なことはやりたくないですし、長時間やれば筋肉と同様疲労します。だからどのようにやるかという正しい方法をしっかりと身につけていくことが大事なことなのです。
ALL for ONE
学習塾の未来形の特徴は、このような学習指導が個別に出来るという点にあります。なぜ学ぶ?からどのように学ぶのか?ということをしっかりと地に足をつけて生徒たちに考えさせる塾なのです。テストの点数などといったものは、生徒が自ら目標を立てることさえできればその通りになって当然ですし、そのようなことで親御様には満足してほしくはありません。その先にあるものです。それを見つける力、行動を起こす力、周りに影響を与えながら自分が幸せになっていける力、これらをしっかりと身につけながら成長していってくれることが私の幸せに結びついているのです。
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