ファジーなヤツらをやっつけよう♪

よく生徒からこんな答えが返ってきます。それは、「ここのところちゃんと理解できた!?」って聞いたときに、「う~ん、だいたい!」っていうあいまいな返事です。この"だいたい"の状態で終わらせておくのは非常によくありません。勉強する中である部分の知識を習得する上において"だいたい"わかったというのはあり得ないことだからです。理解できた!か、まだその地点に至っていないか!つまり理解できていないか!のどちらかなのです。そこで勉強ができる生徒とそうでない生徒との違いをあげると、実はこの"だいたい"の部分へのこだわりなのです。出来る生徒は、"だいたい"の部分が残っているとそこが気になってそのままでは放っておけなくなります。もっと言えば、ファジーな感覚が嫌で嫌で仕方がないから、なんとかその部分を"うやむや状態"から"すっきり状態"へ変えてしまおうと頑張るわけです。この差はいったい何でしょうか?私は、この感覚の切れ味をどうすればよくしていくことが出来るのかを常に考えるわけですが、言葉では、"SK感覚"と呼ぶようにしています。S=すっきりで、K=感覚です。英語で言えば、グッド・テイストでしょうか。このSK感覚の切れ味をよくするための方法として必要なのは、理解があいまいな感覚から抜け出し、納得のいくレベルに達した時の気持ち良い感覚を一度でも味わい、その心地よい味わいを何度でも繰り返そうと習慣づけてしまうことです。自分が快適だと感じる領域のことをコンフォートゾーンという言い方をしますが、これは他人から強制され身につくものでは決してなく、自分で体験しないと掴めません。頑張って何度もトライすることで理解という領域に達したことで、その域が自分のコンフォートゾーンになってしまうという所以です。運動会で1番にならないと気が済まない、というのはまさにそれですね。ALL for ONE 学習塾の未来形では、常にさまざまな視点から、子供をどのようすれば伸ばしてあげられるかを考えています。SK感覚に磨きがかかった生徒が増えれば、教室内は、キラキラ✨と輝かしく映えわたるでしょう。そんな塾づくりを私は、常日頃より考え続けているのです。