アフターケアで効果長持ち♪

「『アフターケア』を大切にしている塾ですよ!」といえば、みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか?

 もともとはと言うと、『アフターケア』というのは、医療の現場において使われるようになった言葉なのですが、ALL for ONE では、この『アフターケア』を非常に大切にしている塾であるという自負があります。アフターケアを大事にするからこそ、生徒の学習効果は長持ちし、キープし続ければするほどアンチエイジングと同様、年とともに新たな人間的魅力を生み出していくといわけなのです。

 それでは、どのようにしてALL for ONE では、アフターケアを行っているのかをお話したいと思います。

 まず最初に、その生徒の学力に応じたカリキュラムを私が作成し、それをもとに学習をしてもらいます。学習の教材は、ALL for ONE が取り入れている「e-learning教材」を用います。ティーチングは教材が行ってくれますが、学習を観察する中で何らかの問題を感じたときには私がフォローに入り必要であれば私がティーチングを行います。このe-learning教材により、生徒一人一人の進捗状況が把握でき、学習のログや理解度といった結果も残すことができ、それをもとに分析していくという方法を取ります。

 さて、ここからが『アフターケア』ということになるのですが、先ずは生徒の学習状況を事細かに分析します。これは基本的に授業中に行います。学習時間や問題の正誤率や誤解答の内容を出来る限り分解していきます。お医者さんに行かれた時に、どこが悪いのか?悪い部分をさまざまな検査を実施し見つけ出す、といった感じに似ています。

 それが出来れば、次に、①出来ている点!、③出来ていない点!、④なぜ、出来ないのかという理由!、④どんなやり方をやれば出来るようになるのか?にまとめ、出来ればその日の帰る時に本人に伝えられるようにします。さらに、本人に伝える内容を保護者にもメール、又は直接電話にて伝達し、特に④に関しては、保護者の方にも協力してもらうようお願いします。ここで気を付けてもらうのが、アタッチメント(愛着)についてです。「あんた、先生から宿題あるって聞いてるで!次行くまでにぜったいやっときや!」というような間違ったボディブローの積み重ねにならないように気を配ります。「お母さんも協力できるところがあればするからあなたは自分のことを精一杯やってね!」というような働きかけです。間違ったボディブローならやらないほうがましです。「放っておいてくれ!」になるからです。

 そうして今度は、家での学習カリキュラムを作成し、生徒には家でも学習をしていただくという形になります。けっして、学校や一般的な塾でされるような「はい!宿題プリント2枚、来週のこの時間までに!」というようなやり方はとりません。したがって、ALL for ONE では、“宿題”という言葉は用いません。宿題は、強制的な課題だからです。

 最後に、家での学習に関しても進捗や結果といったものを注視し、出来るだけタイムラグのないようにe-learning教材の中でオペレーションを行います。ここで、最大限に力を入れているのがモチベーションです。「よし、もっとやろう!」という意識が無意識化するにはどういう働きかけがあるのかを、生徒一人一人の性格や気質に応じ対応しているという感じです。一番難しい部分だと日頃より実感しています。それは、私自身の人格も問われていることになるからです。

 いかがでしょうか?このようなフローを作り出し、生徒がさも「私は、本当は勉強が好きで好きでたまらない!」といった変性意識の中においてしまう、このような状態を作り出すのが、ALL for ONE の学習スタイルで、塾での学習後に始まる上記に上げたスパイラルの仕組みが冒頭に上げました、『アフターケア』と呼ぶのです。

 しっかり塾を見分けていただきたい、見分ける力を養っていただきたい、そう思います。