土曜日や祝日に塾を行う意味について♪

 ALL for ONE では、土曜日は隔週で授業をしており、祝日は基本的に授業を行います。今日は、土曜日や祝日に塾をする意味について書かせていただこうと思います。

 

 まず一つ目には、補習としての意味があります。生徒各々に対し、個別に学習計画を立てそれに沿って進めていくのが ALL for ONE のやり方なので、進捗状況は生徒それぞれで異なってきます。但し、一人の生徒を視たときに「どうしてもここまでは進んでおきたい!」「なんとしてでもここの単元は理解しておいてもらいたい!」という目標地点に到達していない場合には、保護者にそのことを伝え塾で勉強をしてもらうようにしています。遅れを作らないということですが、これはけっして他人に比べてということではなく個人にとってどうかという視点でみています。生徒の進捗管理をしたうえでどうしてもという生徒に対してはそのことをはっきりと伝え、勉強する必要性について理解をしてもらいます。そのために土曜日や祝日に勉強を行うのです。

 

 次に、2つ目ですが、「やる気のある生徒はどんどん塾に来て勉強をしてね!」というスタンスを取っているのが ALL for ONE という塾なので、こういう声掛けに乗ってくるブレインワークの軽い生徒を作り出したいというのが私の中にあります。このような生徒は、日頃の通塾回数に関係なく塾に来て勉強をしてくれますので、当然成績は着実に伸びていくことになりますが、気になる月謝は嬉しいことにそのままです。だから行けば行くほどお得感も高まる。生徒、保護者、そして私のまさに三方よしなのです。「来るか~?」「行く行く!」といった軽いノリもブレインワークにとっては大切な要素なのです。

 

 そして最後の3つ目ですが、心理面からの学習効果アップを図るという狙いがあります。通常は、土曜日や祝日は塾はやっていないだろうという思いを生徒や保護者の皆さんはお持ちのことと思います。そこを上手く利用するわけなのですが、「今の時間に他の人たちは遊んでいるだろうけど私は勉強しているやん!すごいやん!」という自己評価を高めるような雰囲気を私が作り出します。「休みの日やのになんで俺だけ勉強しなアカンの!」ではなくまったく逆です。勉強している自分を俯瞰的に見れるような接し方を私が生徒たちにして、それが上手くいき始めると、生徒たち自らが優位性を見出しその優位性を保つように自主的に勉強に取り組むようになるのです。これを私は、「快適空間におけるキレのある学び!」と呼んでいます。この空間は、ぜったいに家で一人で勉強している環境からは作り出すことは出来ないのです。

 

 以上、3つが ALL for ONE が、土曜日や祝日に授業をやる理由なのですが、やはりこの最後の3つ目の理由が ALL for ONE のウリだと思っています。他塾には他塾の良さがあるでしょうが、ALL for ONE ではこの部分を最大の強みにしています。「快適空間におけるキレのある学び!」っていったいなんのこと?と思われるかもしれませんが、今日、ここへ来て勉強してくれている生徒を見ればそれが解ります。何か違いを感じとってもらうことが出来ると思います。自立した生きた学習とはまさにこのようなことを言うのだと私自身このような光景を見て感動しています。さあ、9月も土曜日と祝日が来るのが楽しみです。