子どもは原生林に眠る原石♪

子どものチャレンジングな姿勢を背後から支えることが親の唯一の役割である、そう感じます。

もともと、子供は好奇心旺盛です。何でもかんでも手に取ってみてその感触を確かめてみたり形をゆがめてみたり逆さにしてみたり…

要は学ぶ意識がこれほど高い年代の人間はいないわけです。「なんでこうなるの?」といったようなこともしょっちゅう聞いてくるのが子供特徴です。

しかし、幼稚園から小学校に上がるようになってからその様相は一変します。型にはめ、みんなと一緒にとか、細かなルールの中で枠にはみ出さないように集団生活を強いられるなかで、子供たちから学びの意欲というのもが消し去られていってしまっているのです。学びの楽しさが身体からにじみ出てきているように見える生徒というのが今ではどこを探しても見当たらなくなっている、そんなように私には見えます。

今一度、学びという原生林に子供たちを戻してやることが親や教育者や世の中が子供のためにしてやれることだと思います。ヒトは、本来のあるべき環境に置かれたとき、放っておいてもその能力を発揮することが出来るでしょう。

なぜ、やる気のスイッチが入らないのか?壁を乗り越え新たにチャレンジしていくことが出来ないのか?といったようなことも考える必要がなくなります。そこでは、さまざまな特徴を持った子供たちが多種多様な生きる道具を持って目を輝かせながら人生という未知の世界を楽しんでいるからです。

したがって、冒頭に書きましたが、親の役割とは、「子供を背後から支える!」たったこれだけです。学校や塾やほかの教育機関だってそうでしょう。そうなるような仕組みの中で、競争原理を働かせ、時には集中して知識を詰め込むという作業をすることで原生林に眠る原石というのが磨かれていくのです。

子どもをありったけ自由にさせること、その中で学びの探究心が芽生えるような教育をここALL for ONEではしていきたいと考えています。