こうすれば子供は自分のことが好きになる♪

「勉強が好き!」よりも「勉強している自分のことが好き!」のほうが私はその生徒にとって、より健康的で幸せで価値があるんじゃないかって思うのです。
というのは、「勉強している自分のことが好き!」というのは、自分のことが俯瞰的に観れているということであり、それが出来ることで自己肯定感のアップにつながるからです。自己肯定感とは、単なる“自分好き”とは違います。自己を客観的に分析できることにより、他者との関係性においても相手のことを重んじたり気遣いが出来るようになるのです。「勉強好き!」であっても考えが自己中心的であったり、独りよがりであってはいけませんからね。
「勉強している自分のことが好き!」な生徒の特徴は、私の経験からして“素直である”ということが言えます。会話のキャッチボールも同年代としかできないのではなく年の離れた知らない人とでもうまく合わせられる能力も柔軟に身に付けていると言えるでしょう。

では、こうなるように子供を育てていくにはどうすればいいのでしょうか。それは、子供をありのまま(being)受け入れる器を親自身が持っていること、それからもう一つが、子供を褒める時はその行動(doing)について褒めること。だからあんたはダメなんや!とか、このままやったら将来こんなことになるで!なんてことはぜったいに言わないでもらいたいですね。