成功体験が学習に必要なわけ♪

学習とは、「出来た!」「解かった!」っていう瞬間には必ず"もう一段上"を目指したくなる、こういうものです。

これは、跳び箱を跳べた瞬間のことをイメージしていただけるとわかるでしょう。
跳べるかどうかという段に挑戦してみて、「やった!跳べた!」という瞬間には、「ふ~、これでおしまい!」ではなく、ヒトは必ず次、もう1段上が跳べるかどうかチャレンジしてみたくなるのです。「無理かもしれない!でも、挑戦してみたら出来るかも?」このように100%跳べるかどうか確信がなくても、「出来るかも?」という可能性が少しでもあれば「もうこれでやめよう!」とはならず、「やってみよう!」「挑戦してみよう!」という行動の方が勝手に勝っていくように出来ているのです。これとまったく同じことが、学習においても言えます。

なぜなら、出来たというイメージは強烈に脳に焼き付いており、もう一度、それを再現したいという欲求の物質(ドーパミン)が脳に流れるからなのです。

だから、学習においても、「出来た!」「解かった!」という遺産を脳に残せたかどうかが非常に大事になってきます。ALL for ONEの学習でも私はこの部分に人一倍こだわったフォローを生徒に対ししていきます。少し難しいかなこの生徒には?と思うようなときには、その生徒が「出来る!」「解かる!」と思えるレベルのところにきっちりとナビゲートするようにします。もちろんどんどん先に進んでいくような生徒に対しても同じやり方をとります。

このように、跳び箱で例えると、「常にもう一段上を目指す!」というやり方で学習をしていくことで、生徒たちの自習性は育まれます。もう一段上を目指すときには、必ず、どうやってやれば成功するか、そのためにはどこに注意を払わなければいけないかなど自分のこととして自分の頭で考えるようにもなります。よって、強制される学習、与えられる学習から、自分で進んで取り組む学習へと変貌を遂げていくのです。