「自分の子供のことはよくわかっている!」とは思わないこと。これ大事なことだと思います。
普段、私は塾に来ている生徒の勉強を見ている以外にもコーチという役割でオンラインで生徒の学習フォローも行っています。
塾に来ている生徒の場合は、来て勉強しているときは私が直接指導し、その後、保護者の方へ主にメールでフォローをしますが、オンラインの生徒の場合、基本のやり取りは保護者とだけになります。
よって、保護者といかにコミュニケーションを深めるかが大事になってくるのですが、その時によく思うことがあります。それは、自分の子供のことをよくわかっている(わかろうとしている)と思われている保護者の方が実に多いということです。
これは私から見るとあまり良くないことです。
毎日、顔を合わせこれまで愛情をもって子育てをしてきているからわかって当然という思いも解らないでもありませんが、本来、子供というのはよくわからないものです。こう考えた方がいいのです。だいたいわかっててもあと一部は突拍子もないことをしたり考えてたりしているからです。
だから、保護者の方にお伝えしたいことは、なるべく、「うちの子供はこうなんです!」とか「こういうところが出来ててここがダメなんです!」と決めない方がいいということです。もし、聞かれたときには、「私から見たらこのように見えますけど…」ぐらいでいいでしょう。その方がきっとうまくいきます。
15歳にも満たない子供はまだまだどのように変化していくかなどははっきり言って親にも未知数です。愛情を含んだ期待をもって、「どうなるかわからないけど、子供が自分の思うように精一杯やってほしい!」「親としてその応援をしてやれればそれで幸せ!」「あの子はあの子の人生なんだから!」ぐらいの距離感がちょうどうまくいくと思いますし、その方が子供の伸びしろがたくさん見つかります。
オンラインで保護者の方にフォローさせていただいている中で、最近、感じたことを今日は書かせていただきました。
子供との距離感、非常に大事なことだと思います。
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